悪の武田家秋のもののふ集印帳ともののふ討伐録

2016年09月29日

合戦と雪女



合戦があるとついつい他のをクエストを置いて参加してしまい、しかも夜遅く迄滞陣してしまうので翌日に響く事が多い。


しかも日課になっている週間ptや稼業も疎かになりがちだ。


これではいけないよくないにゃよろしくなくってよ、と思って他のクエにも行ったりするのだが、参陣の呼びかけを聞くと、苦戦の中修理してくれる人や、拠点をじっと防衛してくれる人、旗ふりをしてくれる人や囮や武将攻略をしてくれる人、合戦場を駆け回るパンダやうさぎ達が瞼に浮かんで(とは大げさだが)つい参陣してしまう。



こんな時は子供の頃だったか読んだショートショートの短編物語の話を思い出す。



〜雪女〜

男は山荘に休暇にきていた。ある寒い夜、美しい雪女が小屋に尋ねてきた。男は雪女に関わると命が危ないという話を聞いていたが、その美しさに目を奪われ中に入れてしまう。


色々話を聞いても危険な様子はなかったが、暖炉に火を入れ徐々に部屋が暖まっていくと、熱さが苦手な雪女は服を脱ぎ出し始めてしまう。辛抱溜まらんとなった男は襲いかかるが、雪女は溶けていなくなってしまった。


男は早まった行動を後悔するが、しばらくするとまた雪女が小屋を訪れてきた。どうやら消える際の記憶はないので男の行動も覚えてなく、また楽しく会話ができるようになった。


男は今度こそ慎重に行動しようとするが、雪女が脱ぎ出すと再び襲いかかり(全然学習してないよ)、また雪女は雪のように溶けて消えてしまう。そしてしばらくすると女は再び小屋を訪れるという繰り返しに。


これでは身体が持たないと思った男は小屋を引き払って山をおりるが、寒い夜に雪女が細い手でドアをトントン、トントンと誰もいない小屋を叩く姿を想像すると居たたまれず、結局また山荘に戻っていく。



雪女は男を殺すことはしない。


殺す、という生温いことはしてくれない。



 



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snow454 at 11:38│Comments(0)信on 

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