信onと世界のMMORPG(前編)FFBE幻影戦争開始

2017年02月14日

他のMMORPG ESO


・ゲームタイトル
スカイリムは世界中で大ヒットしたオープンワールドのゲームで、エルダー・スクロールズ・オンライン(ESO)はこの世界観のオンラインゲーム版である。日本語版は昨年6月に完全日本語版がリリースされたのでプレイしている日本人もそれなりに多いと思われるが、いわゆる洋ゲーになるので、何となく敷居が高そうで周りにもプレイしている人はいなかった。色々難しそうでプレイするには少々躊躇われるタイトルだったが、14日の体験期間を利用して遊んでみたところ信onや他のMMORPGで課題や問題となっている多くの箇所が解消されている優れたタイトルだった。

・ジャンル
ファンタジーMMORPG


・サーバ
日本は北米メガサーバになるがサーバは一つの為、個々のサーバでの過疎や過密といったことがない。共通言語は英語だが、日本人ギルドも多く日本語ゾーンでは会話も問題ない。


・勢力
3つの勢力があり、それぞれが失われた帝国領土を巡って争いつつ、マオーのような共通の敵に対抗するため同盟も時にはするという複雑な時代背景があるようだ。メインストーリーは自分の失われた魂を取り戻すことを目指しつつ、このまおーを打ち砕くといった展開、なのかな。


・種族
9種族+課金1種族(帝国人)
エルフや人間、猫やトカゲなど珍しいタイプもいる。あとオークも。何でアメリカ人てオークが好きなんだろガチムチだからか?
あとエルフは3種類いるけど何故かどれも変顔。猫かわいい。あとトカゲも。
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・ロール
タンク、ナイトブレイド(近接アタッコ)、ソーサラ(魔法ーアタッコ)、ヒラーの4種類のみ。
どのゲームも職業・特化による優遇・不遇はつきものだと思っていたが、4種類だけで且つ武器の交換ができるので、同じキャラクターでタンクとアタッカー、またヒーラーとタンクなど使い分けができ、ロールによる格差はないとは言えないがだいぶ解消されている。たしかFF14でも武器交換でロールチェンジができたが、戦闘中はできないのに比べ、こちらは戦闘中でもロールチェンジ可能だ。


装備
防御装備は 重装備、中装備、軽装備の3つ。
また珍しいことにロールによる装備の制限がない為、ソーサラーでも重装備、ヒーラーでも中装備など好きな装備を装着できる。

武器は片手剣と盾、両手剣、二刀流、攻撃の杖、回復の杖、弓など多彩。もちろんどのロールでも好きな装備を装備できる。普段はヒーラーとして回復の杖を使いつつ、攻撃に転じる時は両手剣に持ち帰るなど。武器スキルもスキルポイントがあって、武器のスキルを上げられる。


・ステータス
ヘルス、マジカ、スタミナの3つ
クエストをこなしたり、レベルが上がった時、また各地に点在するスカイシャードを集めて行くとポイントを獲得でき、スキルを取得できる。
スキルは使っていくうちに強くなっていき、ある段階までいくと変異可能となり、2種類の変異スキルのうち一つを選ぶことでできるが、後から覚えられるスキルが必ずしも強くて必要というわけではない。最初に覚えたスキルがずっと有用なケースもあるので、このあたりは試行錯誤して悩みつつも、考えるのが結構楽しいという人が多い。
信onと同じように極振りがいいみたい。(ソーサラーなら全部マジカ振り) 。
 ステータスもスキルもゴールドを払えば初期化できるので、そこそこ気軽に試せる。
有料コンテンツでも特殊なスキルを覚えられるようだ。

チャンピオンポイント(CP=信onでいう覚醒みたいなもの)
レベルは1-50まであり、その後はチャンピオンポイント(CP)を振ってそれぞれ特性を高めていくことになる。これがアカウント共通の為、ファーストキャラを先に育ててCP300になったら、セカンドキャラはLV1からCP300を利用できることになるという、信onで言えばセカンドキャラはファーストの覚醒ポイントをそのまま使えるといった忙しい現代人に優しい設計。

・料金
通常バージョンや特典付きバージョンなどは信onや FF14とあまり違わないが、一度購入すれば月額料金は無料。ちなみにプロデューサとして有能かどうかは必ずしも面白いゲームを提供することだけではなく、アイテム販売などで企業に収益をもたらすことができるかどうかだとか。

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他課金アイテムとしては騎乗用の乗り物や、ペット、外見や有料コンテンツダンジョンなどまたESO PLUSという月額2000円ほどのオプション課金もありこちらに加入していると様々な特典付がつく。例えば全ての有料コンテンツダンジョンが利用できたり、クラフターにとって助かる素材を幾つでも入れられるクラフトバック利用など。


・グラフィック
とても綺麗。初動まで少々時間かかる。現在使っているWindowsPCは型落ちでGPUはGTX760のワークステーションだが、戦場でも問題なく利用できるので軽めと思われる。
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・サウンド
信on,FF14も音楽は素晴らしいがESOも負けず劣らず音楽はいい。フィールドなどは風景などを楽しんでもらいたいとの配慮からなのか、ゆったりとした音楽が多い気がする。一転して戦闘やボス戦に突入すると盛り上がる音楽に切り替わってテンションもあがる。


・自動レベリング
一番感心した機能。敵が自動で適切なレベルに調整される為、ストーリーやサブクエを進めていけば自然と上がる仕組みになっている。どのエリアでも適用される為、強敵がいる地域に行く為ダンジョン周回したり、同じ敵を何回もノックするなどの必要はない。さらに驚くべき点はチームプレイでもこのシステムが適用される為、例えばレベル20と45のプレイヤーが一緒に遊べ、それぞれ適切な経験値、アイテムをもらえる(もちろんレベルが低いと取得できるスキルが少ないため、全く同じでもない)。
これによりオンラインゲームでありがちな友達と一緒に遊びたいのに、友達のレベルに追いつくという骨の折れる作業に直面したり、最近始めた友達を助ける為クエストを手伝うが、反面低レベルエリアで自分は経験が入らない、といったことがなくなるよ一体どういう処理をしてるんだろう。


・ID
デイリー報酬があるマッチングダンジョン。これはFF14に似ていて装備獲得目的やすぐ終わらせたい人が多いので、ストーリーとか見てる暇ない。ロール役割を果たしてないと思われたり、何度もボスで死んだら解散も。悲しい世界。



・普段の活動
基本的にこのゲームはソロで十分すぎるほどまったりがっつり遊ぶことができる。完全日本語版なのでNPCの音声も全て日本語だ。所属勢力が3つあるが勢力毎にスタート地点が異なり、それぞれ特徴のあるフィールドから始めていける。基本メインストーリーは同じだが、開始地点でのストーリーはそれぞれ異なる。サブクエストも膨大。
FF14のような要所要所にムービーシーンが挿入されることはなく、天から巨大な鎖が落ちてきたり、橋を下ろしたりいった場面ではゲームプレイ画面上で色々な演出がされる。この時画面操作できてしまうため、没入感はFF14に軍配が上がるかもしれない。

クエストも単なる狩り以外にも謎解きというか頭の体操的なクエストも多く、プレイヤーを飽きさせないよう工夫もされているようだ。

また一番楽しかったのが、フィールド上のダンジョンやクエストを進めて行くと、同じ目的と思われる他PCと一緒になって敵を倒したり、洞窟の奥を進んで行く際にパーティがごく自然に組まれることだった。横殴りといった要素もなくアイテムもそれぞれのPCで入手できるため、助け合うのにほぼデメリットがないのが理由と思われる。

メガサーバのお陰で、始めたばかりの誰もいないようなダンジョンにも人がいたりする。始めたばかりの時に薄暗いダンジョンで他プレイヤーを見つけるとなんかホッとするという、そうそう、ゲームでこんな感じでダンジョン行きたかったんだと思い出させてくれる作りだ。フィールドのダンジョンは小さくて5分ほどで攻略できるので時間ない時はクエスト一つだけ進めよう、といった遊びもできる。eso2
 


・戦場
非常に広大なマップフィールドがそのまま対人エリアになっている。
開発が全くESOの世界観を知らなくとも、そして低レベルでも手軽に楽しでもらえるよう設計した、とコメントしているようにLV10から参加でき、上記の自動レベリングが適用されるようで、初心者でも参加しやすい。

さらにLVなどに配慮して

・LV50以下
・CP(チャンピオンポイント)無効
・制限なし

と、レベルや覚醒値に応じた戦場に別れているため、参加しやすい。








広大な戦場にはNPCが生活していたり、モンスターやダンジョンそしてクエストも豊富に受けられるが、メインはゲームのタイトルになっているエルダー・スクロールズ(星霜の書)を相手勢力から奪うのが大きな目標となっているようだ。星霜の書は大抵各勢力の内部にあるので、そこに至るまで基地や砦を攻略しなくてはならず、砦間での街道やら橋で戦闘が行われていることが多い。

各砦には鉱山や農場など衛星都市的な役割の拠点があり、これらを落とすと砦の壁の防御が減ったり防衛NPCが弱くなったりするので、こららの小拠点を落として砦に攻めかかる戦法が定石なのかな。
ただ信onの合戦と同じく戦っている箇所には戦闘マークがマップに表示されるので、相手勢力も奪わせじと砦に向ってくる。いきなり砦に速攻をかけるか、小拠点を一つ落として防御を弱めて攻めかかるか、または砦間のワープを阻止して時間を稼ぐべく砦間の基地を落とすか、などちょっとした戦術的な楽しみ方もできる。

PCが多いと投石機やバリスタなどの攻城兵器が一斉に組み上げられ、ちょっとした映画のワンシーンみたいだった。

防衛側は地の利を生かして上から油を注いだり、数々の攻城兵器を持って砦を守ることになる。敵の攻城兵器を破壊するため少数の精鋭部隊が出撃したり、また兵数に余裕があれば迂回して背後から攻めるといったあの手この手を使って砦を死守する姿はまるで真田丸。


とは大げさだが、真田伝で追加されたコンテンツが今まで通り(時間制限のクエはあるようだが)のぼけっと立っている武将を叩くという緊迫感がない内容比べれば、遥かに合戦らしいコンテンツと言える。信on合戦は対人もあり集団戦もあって面白いのだけどフィールドワイワイ戦えればなぁ。


信onは開発されてから大分経つので最近のゲームと比べても仕方なく、また修正点も挙げれば切りがない状態だが、まったり遊びつつ且つやり込める要素としては、せっかく育てたのだから家臣のLV上限をあげ、連れて行ける場所をもっと増やして、また武将固有の技を家臣に覚えさせることができるだけでも、信onらしいまったり友人とチャットができて良かったのに。


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snow454 at 00:19│Comments(0)その他 

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