モンク
2020年05月12日
FFBE幻影戦争 モンク
モンク(Monk)はキリスト教と仏教徒で日本語訳が異なっている。キリスト教ではモンクは 修道士だが、仏教では武闘派の僧侶を表す。特にゲームの世界では素手で戦う僧侶というイメージだろう。これは少林拳からきているのだろうか。
少林拳は明代に寺で武術が練習されていることは文献から明らかになっているがもちろん職業と呼べるものではなかったろう。
明治時代に仏教の真髄を求めにチベットに渡った河口慧海は自身が書き残したチベット旅行記の中で、僧侶は大きく分けて2種類いると書いており、その一つ壮士坊主僧侶を紹介している。
彼らは日常の生活として山の中へ参って大きな石をぶん投げる、高飛びをする、走って岩の上から飛び降りるなんてこともやる。その間に大きな声で俗謡を歌う。その声が大きくって美しいというのが壮士坊主の自慢で、どうだ此の位の声ならば向こうに貼ってある窓の紙を破り抜くことができるだろう、というようなことを言って誇る、その上に殴り合いが始まる。
とまぁ僧侶の本質からこれほど道を外した人たちもいないだろうと思われる武闘派僧を紹介している。
何が言いたいかというとつまりこの人たちがモンクとして現代ゲーム世界に蘇っているのではないだろうか。スクエニも実に罪なことをする。
FFBE幻影ではメインジョブとしてはUR1体のみだが、サブジョブとして他にURキャラ6体がサブジョブとして選択できる。アビリティも攻撃大幅up、蘇生、状態異常回復など色々な工夫次第で楽しめそうだ。
筋骨隆々ツルツル頭は絵柄的によろしくないと判断したのか、UR唯一のモンクは可愛い女性キャラである。
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snow454 at 14:31|Permalink│Comments(0)